なかなか時間が取れず、久しぶりの更新です。
今回は「よしだたくろう」に造詣が深い愛知県あま市の水谷 誠様とこのコーナーではお馴染の東京都北区 小池 潤様からのご感想を紹介いたします。
       
        

EXC-CD処理サービスの音質についての感想

 雑誌の特集記事でサウンドクオリティさんによるEXC-CD処理サービスを知りました。
 その後、インターネットのサイトでチェックをしながら「これは素晴らしそうだ。さっそく申し込もう」という気持ちになりました。
 処理の方法として、「EXC」と「EXC-BASIC」の二通りがあり、処理を依頼するCDがどちらの方法に適しているかの判断は難しいと思いますが、サイトに掲載されていた利用者の意見や感想を読みながら、JAZZやCLASSIC、FOLKなどのアコースティックサウンドが中心のCDには[EXC]、ROCKやPOPS系のCDには「EXC-BASIC」の処理がよいとの印象を持ちました。
 どちらの処理が適正かの判断は、本来全く同一のCDを二通りの処理をした上で比較・検証すべきでしょうが、そこまではなかなかできないため、私の文章は極めて主観的であいまいであることを御了解ください。
 なお、CDプレイヤーは、DENON DCD-1650SE。アンプは、PIONEER A-AgMK2.スピーカーは、KEF iQ70です。
①「元気です。/よしだたくろう」(BLUE SPEC ver.)
私は、40年近く「よしだたくろう」(後吉田拓郎)を熱心に聴き続けてきました。
世間一般に吉田拓郎はフォーク歌手と位置づけられていますが、アコースティックギター一本で弾き語るフォークっぽい楽曲はほんの一部であり、ロック・パンク・R&B・レゲエ・ポップスなど拓郎が歌う楽曲のジャンルは多岐にわたります。
 その中でもアコースティックサウンドが比較的顕著な「元気です。」については、「EXC」の処理を選んでみました。
 この作品のなかで最もインパクトのある1曲目「春だったね」はロックと言うよりパンクで、処理されたCDが戻りわくわくしながらプレイヤーにかけてみると、エレクトリカルなギターやベース、ドラム・キーボードが軽快に鳴るなかで中央部から切れのよいストローク奏法によるアコースティックギターが浮き出るように聴こえてきました。
 このアコギの音は実際には処理前から聴こえていたものですが、処理後にはより輪郭がハッキリしたと思います。
 13曲目の「旅の宿」は、大ヒットしたシングルバージョンと異なり、ハーモニカとアコギ一本で歌いあげられたものです。
 このようなシンプルな構成になると、「春だったね」で感じたような楽器ごとの音像が浮き上がる効果はそれほど得られませんが、「旅の宿」では特に音質が柔らかくなったという印象を持ちました。
 CDが普及し始めた頃、私は同じ楽曲のCDとアナログレコードを同時にスタートさせ、アンプのボタンで音源を切り替えながら音質の違いを確かめたことかありました。
 当時、CDの音質はアナログレコードより圧倒的に上という触れ込みでしたが、この方法で比較するとアナログの音質が実に柔らかく温かなものに感じられ、アナログもまだまだ捨てたものじゃないと思ったものです。
 専門誌の記事によると、CDの硬質で冷たく感じられる音質は、人間の耳に聴こえない周波数をカットした結果だそうです。
 目を閉じて「EXC」処理を受けたCD「元気です。」のアナログレコード風のサウンドを聴いていると、思わずアナログレコードで聴いていた当時の自分がよみがえってきました。

②「ブルー・トレイン/ジョン・コルトレーン」
 ジャズレーベルの名門「ブルーノート」のなかでも人気が最も高いと言われるこの作品も「EXC」処理を依頼しました。
 「ブルー・トレイン」の演奏は、サックス、トランペット、ピアノ、ベース、ドラムなどによるシンプルな構成です。「EXC」処理は、期待通りこれらの楽器をくっきりと描き分けました。 とりわけコルトレーンによるテナーサックスの中低域の伸びが以前にも増して図太くも柔らかくなり、私の身体は完全に射技かれました。
 JAZZは他にも数枚「EXC」処理を依頼しており、結果はいずれも好ましいものでした。JAZZ は、それぞれのパート楽器が好ましい音質に変化するジャンルではないかという気がしています。
 なお、この作品は私が生まれた昭和32年にアメリカで演奏・録音されているとのこと。
 いくら当時のアメリカであっても今と比べればそれほど録音技術が高いとは言えないなかで、昭和32年の演奏がこれだけ生々しく再生できるというのは、人類の文化遺産を次世代に引き継いでいくオーディオ技術の真髄を見るようで本当に素晴らしいことです。

③「よしだたくろうライブ‘73/よしだたくろう」(BLUE SPEC ver.)
 再び拓郎です。
 この作品は、日本のフォーク・ロック史の黎明期にあって意欲的・画期的といえるライブ盤です。
 前述のようにフォーク歌手と位置づけられた拓郎ですが、このライブ盤を聴けばそうではないことがはっきりとわかります。
 このステージでは、ギター・ベース・ドラム・キーボードというロックの基本的な楽器構成に、女性によるコーラス・ブラス・ストリングスまで加えられた20名超のバックミュージシヤンによる演奏が繰り広げられます。
 当時の録音技術は今の時代ほど高度ではなく、実際CDを聴いても楽器間のバランスはあまりよくありません。
 しかし、この作品はアーチストとして絶頂期にある拓郎の勢いや迫力がほとばしる名盤です。
 さて、前のような分け方により、本作は「EXC-BASIC」処理で依頼しました。処理した結果、全体的には①で感じられたような楽器ごとの解像度の向上がそれほど感じられませんでした。
 しかし、大編成による楽器が何重にも折り重なって大音量で迫るなか、バックを務める女性コーラスの声が以前に増して透き通りハッキリとした輪郭をもって聴こえてきたことや、処理前には埋没して聴き取れなかったと思われる新たな音が発見できたことには、大変感激しました。大編成の演奏になればなるほど新たな体験ができると確信しています。 
                                                                                                                                                                                  愛知県あま市 水谷 誠


    
  










 
今回は約一年を掛けて、EXC処理とBASIC処理の比較、所持するディスクに対しての向き不向き、ブルー・スペックCDやSHM-CDなどの高品質CDへの効果、同じくSACDに対する効果などを検証されて来た、東京都北区の小池 潤様のお手紙を紹介いたします。クラシック系には抜群の効果があると言われているEXC-CD処理ですが、小池様のインプレッションはロック系やJAZZ系ジャンルをお好みの方々にもすばらしいヒントになるのではないでしょうか。

ベーシック処理をしていただいた二作品を受け取りました。
実は両方共、もしかすると音のカドが取れて丸くなってしまうのではないかと心配だったのですが、まったくのとりこし苦労でありました。
一聴、実に快適。たまたま友人が来ていたので一緒に試聴したところ、「これは凄い」と言って、音の変化に驚いていました。以下に詳しく述べます。

① YMO/テクノドン
気になっていたモヤが払われ、音がイキイキしました。心配していた「音のばらけ」現象も起きず、保有している同じものと聴き比べると、立体感というべきか、奥行きというべきか、そういったものが加わった上に、さらにビビッドになってくれたようです。
また、中の一曲がブルー・スペックのベスト盤にも入っているので、これと比べてみたところ、何と、透明感、エネルギー感、滑らかさ、等々、すべてで引けをとるどころか上回っている感じがしました。ちょっと驚きです。
さて、これでYMO作品はすべて処理にかけられるという目途が立ちました。今から楽しみです。
② キース・リチャーズ/メイン・オフェンダー
これも、もう一枚持っている同じものと聴き比べました。大変ヌケが良くなり、低音も増してぶ厚さが加わり、モヤついていたものがきれいにとり払われました。その上で、隠れていた音が顔を出した感じです。
内心、オリジナルの野性味が失われるのではないかと相当気にかかっていましたが、今まで一塊りに聴こえていたものが明瞭になって、かえってワイルドさは増したようで、嬉しくなりました。これで他に持っているストーンズ作品(大半がSHM)も安心して処理をお願いできそうです。これもまた楽しみです。

約一年かけて、様々な傾向の作品を処理していただきましたが、これで完全にコツがのみ込めました。ロック系でもエクセレントクライオ向きのものもあります。しかし、このジャンルは恐らく大半がベーシックだと思います。

次回はぜひ、マイルス・デイビスをエクセレントクライオでお願いしたいと思っております。しかしながら、そのディスクの個性によって、同じ処理でも実に上がりが異なるものですね。ひとえにエンジニア達の音に対する設計思想が多様なものだと改めて思います。
その長所がさらに伸びるように二つの処理を使い分ければよいわけです。

2009.12.27 小池 潤


今回のEXC処理CD3枚を試聴しましたので印象をお送りします。今回はブルー・スペックCDとSACDに対する効果を知るための選抜でした。
当然だと思われるところと、やや意外と思われるところがありました。以下に記述します。

<ベーシック処理>
『UC YMO Disc1・2』(ブルー・スペックCD)
ベストものなので、時々通常盤や既にベーシック処理をしていただいた曲と聴き比べながら試聴しました。このCDはリマスター盤でミキシングに手が入れられているのですが、そのせいか通常盤より音量が小さい。それでも通常盤対比で雑味や濁りがなく、音のカドが丸いのは一目瞭然です。
その上で全体がひきしまり、特に低域がぶ厚くなりました。もとは高域の伸びばかり目立ち、力感はあるけれど、どこかひ弱な感じがありました。その意味で著しい改善を見ました。その上、特にドラムとベースの分離が向上。よりダイナミックになりました。ただ、曲によっては少しこもったような音になってしまったものもあります。これはダビングにダビングを重ねたと思われる曲で、やはりYMOというのも昨春に処理をしたT・REXと同じく、“レコーディング工芸”とでも言うべき録音法であり、ナチュラルな音を志向しない曲が多いせいでしょう。それと左右の広がり感が通常盤より狭く感じられるものもありますが、これはリマスタリングの関係でしょう。その面で聞き慣れた曲がずい分違って聴こえ、とまどうような曲もありました。音質というより音色が変わったようです。全体としてみると元は埋もれていた音がくっきり聴こえ、滑らかさは増しましたが、迫力が加わったかわりに、いかにも作り物っぽい人工的な部分はいくぶん薄らいだようです。よほどエクセレントクライオで処理をお願いしようかと考えてはいたのですが、ベーシックで正解でした。やはりアコースティックなものをよりナチュラルにするというのがエクセレントクライオの本質なのではないかと思います。

<エクセレントクライオ処理>
『寺尾 聡/リクール・リフレクションズ』(SACD)
電気楽器も入っていますが、どうやら一発録りらしい雰囲気なので、エクセレントクライオでお願いしましたら、98%図星でした。-2%というのは全体的に漂っているこもった感じが完全には抜けなかったからです。しかしながら、音がカチッとしすぎて伸びやかさが足りない気がしていたものが、見事に解消されました。明快になった上、音が柔らかいし、生々しい。タンバリンやカスタネットの音など、すぐそこに聴こえます。あたかも薄いベールを二・三枚はいだよう。ドラムも大変ダイナミック。ナチュラルに録音されたものは一層ナチュラルさを増すようです。エレキ楽器もよく再現してくれますが、総じて生楽器がすばらしい。改めてエクセレントクライオの特性がよくわかりました。明瞭感とでもいうべきものは、この上ないと思われます。時として生バンドのライブ音を聴いているようで、スピーカーの存在を忘れます。一発録りに対する効果は凄い。何という滑らかさでしょうか。ボーカルの子音が心地よく、カドがまったく立ちません。そして弦楽器のしなやかさ。やはりこれは本来クラシックやジャズ向きの処理なのでしょう。変な言い方になりますが、上質な録音のレコードに近い丸みと聴きやすさを感じないわけにはいきませんでした。

というわけで、やはり各CDと二つの処理には恐らく“相性”がある。YMOをエクセレントクライオにしなくてほんとうに良かったです。
ですから、今後も一枚一枚、CDの音の性質をよく見極めて、いずれかの処理でお願いをすることになるでしょう。
これでようやく、一通り検討が終わりました。
今後は一度にもっと多くをお願いすることになると思います。

このようなすばらしい優れた技術は、もっと人に知られるべきだし、また、今後必ずや広まってゆくと存じます。

今回の処理、ご苦労様でした。
2010.3.12 小池 潤


 特選街30周年記念企画オープン懸賞EXC-CD処理サービス読者プレゼントに当選された
 青森県 北津軽郡 奈良様からのご感想です。

映像にも効果有りと言う事でDVDを一枚。これがビックリ!!大当たり!!


この度はEXC-CD処理サービスをプレゼントして頂き有難うございます。以前より興味があり処理されて来る期間も非常に楽しみにしていました。
さて、3枚までという事で迷いに迷った結果、音質(画質も)良く、私の大好きな次の3枚に決めました。

①「TOTO/TOTO Ⅳ~聖なる剣」(BLU-SPEC CD)
最近昔のCDが高音質CDとして次々発表されていますが、以前の物と比べて(私が聞いた中では)一番音質アップ幅が大きく感じました(82年作品) これ以前だと(聖なる剣を聞いた後だと)音質アップの幅がもうひとつ低い。録音技術的にそれ以上の音質では録音されていない? また、これ以降だと録音技術が、以前から発売されているCDがもともと良いから音質アップ幅が小さいため、これに決定しました。

②「Jacintha/HERE'S TO BEN (Xrcd)
初めて聞いた時、声が非常にリアルで、ベールを2枚はいだようで、背筋がゾクゾクとしました。今でも私の一番好きなCDです。

さてEXC-CD処理の効果ですが、処理前と後で、一緒にテストしていないのでハッキリとは言えませんが、 どちらも音質の変化の傾向は同じで全体的にスケールが大きくなり、透明度が高くクッキリハッキリというよりはもっと絹ごし的に!?スケールが大きく力強くなり、低音も躍動的になります。結果、クリアにクッキリした音質が好みの方はちょっと・・・。好みの問題かも・(高音質CDの場合は)

③「スターウォーズ/ATTACK OF THE CLONESⅡ」(DVD)
映像にも効果有りと言う事でDVDを一枚。これがビックリ!!大当たり!!
画質も色乗りが非常に良く自然。TV的な映像からもっとフィルム映画的な色づかいで、とってもリアルでいい雰囲気です。音質もCDと同傾向でスケールが大きく力強し!!
SF、アクションなどスケールの大きい設定の映画には効果バツグンだと思います。

総評としては高音質CDの場合は、スケールが大きく力強い音質好きなら、また、そういう傾向にしたいCDにはとてもいいと思います。
でも、EXC-CD処理の実力をまざまざと実感するのは映画DVDだと思います。
持っているすべてのDVDをEXC-CD処理をしたいですが、処理価格がちょっと高いですね。
う~ん・・・。もっと安くならないものでしょうか?
例えば、1枚○円ではなく、36枚入りのケースが○円とか、72枚のケースで○円とか。
すみません。コストがいくらかかっているのか知らないで勝手なお願いですが、何とぞ御再考の程、よろしくお願いいたします。

PS
その後、ローゼンクランツのハミングバードというスピーカーの付帯音を取り去るというアクセサリーを取り付けたのですが、これを取り付けたところ、EXC-CD処理で気になったCDのスケールは大きく力強くなるんだけど、何というか大味というか しっくりこなかったのですが・・・。
それが全体のノイズレベルが下がり、まるで目の前のステージで歌っているようにとても人肌でリアルに、すごく良くなりました。相乗効果もあり。
もしかするとEXC-CD処理でCDだけグンとよくなったものの、全体のバランスがくずれたのかも・・・。CDがよくなったら、それに合わせてバランスも取り直さないといけないのだと知りました。何事もバランスがやっぱり大事なんですね♪


 
 岩手県盛岡市 久保田賢一様から感想をいただきました。

とにかく音質改善は、明白でした!

小生の使用機器は、
メイン ラックスマン600M
プリ  ラックスマン600C
CDプレーヤー マランツ SA15S2

丁度、今まで使用したインフィニティー8.2iを、フォステックスG-1302に切り替えた時期と同時です。
EXC処理CD品をインフィニティーで聞いたときは、正直がっかりしました。
音が全く乾いた感じになり劣化したとしか思われませんでした。
が、丁度G-1302が、届いて切り替えて聞いたところ、全く別の音が聞こえました。
カラヤンのCDは、いつも全部聞かないのですが、思わず次々で、最後迄聞いてしまいました。ボーカルのジェニファーウォーズもしかり、良いです。
インフィニティーが、悪いとは思いませんがスピーカーでこんなに違うものでしょうか?
疑問ですが、とにかく音質改善は、明白でした。HQCDとも聞きくらべましたが、まさっていると思います。
まだ、実は半信半疑なのですが、リピートをお願いしようと、思っています。



 2009年6月初旬 東京都北区の小池 潤様からお手紙と3枚の愛聴盤がSQIに送られてきました。

さて、今回のBASIC処理をお願いするディスクを選抜しましたので、よろしくお取り計らいください。一応、現状の不満点を記しておきますと、

●パート・バカラック……廉価版だったので飛びついたのですが、何しろリマスターが適当だったらしく、レコードとは似ても似つかぬシャリシャリ、キンキンしたデジタルっぽい音色でありまして、奥行きも深みもありません。BASIC処理の威力で、もう少し丸みを持たせたいと思います。エクセレントクライオだと、音楽の軽薄さが死ぬはず。

●坂本龍一『04』……これは、おそらく、ご本人も不満足な音質なのではないでしょうか。ピアノの音色がどこかモヤっていて、ヌケがよくないです。エクセレントクライオかとも思いましたが、ある曲の中にある鍵盤の鋭いアタック音が死んでしまうかもしれないと思い、BASICでお願いを致します。それでも足りないようならば、次回、再度同じ処理をお願いするつもりでおります。

●ローリング・ストーンズ『メインストリートのならず者』
……これはレコードの時から音がいまいちの大傑作です。キース・リチャーズ所有のフランスの城の地下室で録音したとかで、全編ほぼ一発録りなのが影響しているのかもしれません。SHMでも発売されましたが、なにしろ争奪戦が激しく、ついにそれは人手できませんでした。したがって通常版ですが、これまたいかにもデジタルの音になってしまって、カンカンキンキンしていて聴き疲れします。かといってレコードはもう傷だらけですし。BASICで、もう少しまろやかになってくれたら、と願っています。

以上、22日の処理に大期待をしている次第であります。その次の機会にも、また何枚かをお願いするつもりです。(小池 潤)

■2009年6月22日 3枚の愛聴盤にEXC-BASIC処理を施してお返ししたところ、下記のご感想をいただきました。↓

-EXC処理 音質変化の感想-


 今回は、三枚すべてをBASICでお願いしました。その結果は大成功でした。グレードがいくつも上がったかのような音質になり、非常に満足しております! 驚きました。

 以下、詳細に音質変化の感想を述べさせていただきます。

O「パート・バカラック(ペスト)」
……三枚の中で、最も劇的に音が変わりました。SHMでも似た内容のベスト盤を持っていますが、それとも違う温かみと丸みのある音に変化し、とうてい、元のデジタルっぽいシャリシャリキンキンした感触が思い起こせません。
音のヌケがよく、非常に伸びやか。SHMよりも滑らかな曲もあり、まるでミキシング違いのようです。加えて、奥行き感まで感じられ(スタジオの大きさが想像できます)、曲が途中でピタッと停止する場合など、残響まではっきりと聴き取れます。格段にナチュラルであり、かつ聴きやすくなりました。また、7曲目の「リーチ・アウト」の中で、一瞬、 「キュルキュルグルグル」と左チャンネルから明瞭に聴こえていた、リマスタリングミス (?)のような異音が、ほぼ聴こえなくなりました。これも驚異的なことです。ともかくオーケストラ各楽器の輪郭が非常に鮮やかになりました。

○坂本龍一「04」……もともとのモヤつき感のある音が、水で洗ったように晴れ渡りました。かといって過度ではなく、やはりエクセレントクライオにせず、BASICで当たりだったようです。YMOの各氏は、あまり音質のクリアネスにはこだわらないようで、細野晴臣氏などは、わざわざソロアルバム「フライング・ソーサー1947」で、管球式アンプの音を出そうとすらしています。それはともかく、立体感が出て、粒立ちのよい音になり、低減には厚み、高城には伸びが現われました。定位もはっきり向上。ピアノのどのへんのキイを叩いているのかまでわかります。ボーカルのある曲では、かなりマイクに□を近づけてうたっているのもありありとわかります。また、結果的に、ピアノの音色が最新作「アウト・オブ・ノイズ」のサウンドに近くなってくれたようです。それから、尺八の息遺いの感じ、弦楽器の擦過音、素晴らしいものが隠れていた、という感じです。ただ、ラストの電子楽器を駆使したインストだけは、鋭さがやや減衰しました。かわりに低域が部厚くなったので、差し引きゼロという感じです。これは今後お願いする際のヒントになりそうです。

○ローリング・ストーンズ「メインストリートのならず者」
……これはもう、生まれ変わった! といっていいくらいの変化を感じました。例えばシンバルの音など、元は「ビシャーン」というような汚らしい音で、聴くに耐えなかったのですが、雑味のない、透明な 「シャーン!」という音色に変わりました。見事に温かみと厚みが増してくれました。各楽器とも、ほぼ全曲、めったやたらとボリュームが大きいので、元のデジタル音質だと、うるさく感じられてかないませんでしたけれど、レコードにあったモコモコした音の塊のような感じも出て、その上で丸みを帯びてくれました。特に、ベースとバスドラムに重みというか、振動感というか、バイタルなものが加わった気がします。お互いに干渉しあって、今一つ定かでなかった各楽器の居場所も、分離して聴こえるようになりました。またうれしい発見が一つ。6曲目の「スウィート・バージニア」という曲ですが、初めて聴いてから35年目にして(!)、左チャンネルに、かすかに手拍子の音が聴こえる部分があるのを発見しました。こんなものは、SHMでも聴き取れないのではないでしょうか。
                     
 というわけで、適材を適切に処理した場合、いかに繊細さと部厚さが加わるかについて大変に驚かされました。こういう微妙な変化を出せるのは、ミキシング以外では、このEXC処理しかないでありましょう。
ただただ感謝するのみであります。
 次回も数枚、今度はエクセレントクライオでお願いをするものも含ませたいと思っております。
 行き届いたお仕事、ありがとうございました。

2009.6.26
小池 潤



 2009年6月8日 大阪府交野市の今井康光様からご感想をいただきました。
システムが良ければ、before afterの違いが雲泥の差ですが、システムが悪ければ悪いほど、その差はなくなる…

ハイエンドなシステムで聴くと違いがはっきりとわかります。SN比の向上・音圧・深み・コク・空気感が素晴らしく良くなります。レコードに近い暖かさが感じられ、音の硬さがかなり改善されます(CD→アキュフェーズ:DP6000)

安価なシステムで聴くと、その違いの差は小さくなります。が、一応違いはわかります。
SN比の向上、深みが少し出ました。音圧・深み・コクは感じられませんので、レコードのような暖かみは感じられませんでした。しかし、処理前よりは硬さは緩やかになっています。(CD→ヤマハ:CDX-993)

パソコンで聴くと違いがまったく感じられませんでした。システムが悪すぎるので、しょうがないと思います。iPodに取り込んだ時も同じです。

システムが良ければ、before afterの違いが雲泥の差ですが、システムが悪ければ悪いほど、その差はなくなると言うことがわかりました。でも処理は次回以降もして頂きたいと思いました。


 
 愛知県刈谷市の匿名希望様から感想をいただきました。
貴社の更なる技術研究に期待しています!

今回、この処理盤を拝聴して期待以上の出来に大変驚きました。それは、臨場感と情報量、ダイナミックレンジと透明感などいずれも向上していて今後この盤を聴く楽しみがふえました。貴社のさらなる技術研究に期待しています。





今回はオーディオアクセサリー誌131号 AAモニターROOM(P461)からの転載です。
AAモニターROOM サウンドクォリティーアイ/愛聴盤のEXC処理サービス
(本掲載は㈱音元出版とモニター読者の皆様のご理解とご協力を頂きました)


 ●堺谷誠二さん(岐阜県)
 『ラスト・タンゴ・イン・パリ /カレル・ボエリー・トリオ』(MYCJ-30404)
臨場感と情報量が増したチューニングしたような体験

今回、幸運にも株式会社サウンドクォリティアイさん提供のEXC処理CDモニターに当選しました。ありがとうございます。早速、処理されたCDを再生し、そのモニター結果を報告いたします。CDはカエル・ボレリー・トリオ「ラスト・タンゴ・イン・パリ」で本誌2006年12月の評価も9・6で充実した収録盤で、お気に入りのCDです。まず最初に感じたことは音の濃さが変化しています。機器の性能もありますが、1曲目のウッディーなベースの重低音に厚みと広がりが感じられ、同時に聴こえるピアノの音との分離も良く粒立ち・艶が増しました。ドラムについても厚みが出て、微妙なタッチも感じられます。今回の処理で臨場感と情報量が増していることを体感できました。機器のチューニングをしたような体験です。次回はクラシックをEXC処理して楽しみたいと思っております。今回はありがとうございました。


 ●戸村富之さん(茨城県在住)
 『ショスタコーヴィチ/チェロ協奏曲第2番』 ウィスペルウェイ(CCS SA 25308)
CDを生まれ変わらせる魔法の処理だと断言できる

この度は、EXC処理のモニタープレゼントに当選させていただきありがとうございました。早速、CDを聴きました。 処理前と比べ、明らかなのは、SN比が向上し、細かい音が綺麗に聴こえてきたことです。ショスタコーヴチのチェロ協奏曲の方は、オーケストラの管楽器の細かい息づかいや、独奏チェロの弓の擦れる音が明瞭に聴こえてきました。また、ティンパニーの叩く音も、重低音としてずっしりと響いてきたのも印象的でした。一方、ブリテンの無伴奏チェロ組曲の方は、チェロの低音の深く沈み込む音が、以前よりいっそう深みをもって響いてきました。また、今まで聴こえなかった演奏者の息づかいまでが明瞭に聴こえてきました。まさにびっくりです!EXC処理は、まさに、CDを生まれ変わらせる魔法の処理だと断言できます。広く、多くの人に推奨したい方法です。ありがとうございました。

 
●土田高志さん(岐阜県)
 『Pure~AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS』(KIGA-2)
歪み感はほとんどなく細部を鮮明に映し出す

私がEXC処理を希望したSACD『Pure~AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS』は同じものを2枚所有していましたので、ここでは非処理盤とEXC処理盤との比較で書きます。様々なシステムでCD層とSACD(2ch)層とを聴き比べましたが、総じて言えるのは、非処理盤はこちらから積極的に前のめりになって聴いている感があるため、ニュアンスや熱気が直接伝わってくる反面、再生システムによっては歪み感(特に高域)が目立つ場合があるのに対し、EXC処理盤は少し距離感をもって全体を俯瞰(ふかん)しながら聴いている感があるため、音の熱気やニュアンスがやや伝わりにくいものの、歪み感はほとんどなく音の全体像や細部が鮮明に映し出されるため、演奏者や製作者の意図はEXC処理盤の方がよくわかります。また音量を上げた時に騒々しく感じないのもEXC処理盤の利点だといえます。


 2008年9月11日; あるオーディオ誌編集部 I さんの感想です。
ズービン・メータ指揮、
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
DECCA/UCCD-7063

吸い込まれるような静寂とここから生まれる“強くて美しい”タッチ


EXC処理の効果に関しては誌面での取材で何度か体験させていただいています。効果としては①音が澄んでくる②音やせしない③情報量が増える以上の3点が大きな魅力だと思いました。今回私が処理をお願いしたのは3作品。クラシックとロックの2作品、いずれも学生時代から10年以上、何度となく聴いてきた想い出の盤ばかりです。そして、EXC処理をするならこれしかない、と心に決めていた3枚だったのです。
その中から今回はクラシックの1作品で体験した効果をレポートすることにします。ルービンシュタインの独特とも言える、えも知れぬくらい耳を虜にしてしまう美しい鍵盤の調べ。「これは絶対にEXC処理が効くはず」と思ってはいましたが、あせるなかれ。ブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」は冒頭から10分くらい(?)ピアノが出てこない。オーケストラの演奏が延々と続くのです。ただ、勝負はルービンシュタインが登場する前についてしまった。オーケストラの演奏の冒頭部、コントラバスの沸きあがってくる低音が断然大きい。レベルが明らかに向上しているのだ。弦の歯切れもより際立つようになっている。そしていよいよ収録当時、89歳の登場。ピアノの一音が出るまでの、まるで吸い込まれるような静寂、そして完全なる無の中から一筋の光のように立ち上がる“強くて美しい”タッチ・・・・・・、これらの要素を処理以前よりも鮮明に引き出しているのが、はっきりとわかりました。とにかくS/Nが良くなるんでしょうね。すべての楽器の輪郭が明確になるといった印象でした。戦中戦後の詩人、石原吉郎氏の作品に「花であること」という題の作品があります。“花の輪郭は 鋼鉄のようでなければならぬ”というくだりがありまして、EXC処理の効果はまさにこの詩が表現する世界だと思いますので、最後に記しておきます。皆様もぜひお試し下さい。 (オーディオ誌編集部 I )


2008年4月1日 ; ある雑誌編集部の皆様の感想です。

セルのドヴォルザーク、渡辺のシベリウスともにすばらしい効果。低音の厚みが増す一方、中音から高音にかけても伸びやかに変わった。パートそれぞれの輪郭が明瞭になり、生き生きと立ち上がってくる様子が楽しい。セルのほうは、メディアを変えつつ何十年も聴いている演奏だが、初めて聴く音のニュアンスもあった。
エバンス&スタイグについては、スタイグのフルートの“生っぽさ”“暴れっぷり”がもっとすごいことになるのかと思ったが、それはさほど変わらず、むしろエバンスのピアノのほうが前に出てきた印象。結果として全体的な立体感が増し、演奏の熱が上がった気がする。
ビーチボーイズに関しては、処理前のほうが好み。ベースラインは前に出てきたが、フルートやピアニカ、オルガンなど、このアルバムのアクセントとなる楽器の音が後ろに下がった感じ。バンドの特徴であるボーカル/コーラスの音が細くなり、ガサガサした印象。全体にくぐもったようなサウンドになった。あと音のレベルが上がったり下がったりする。あれ、こんなところでフェードアウト? と思うと、元のレベルに戻ったりする箇所がある(むしろ、処理によって、もともとのアルバムの録音の特性が明確になったのか?)いずれにしろ、このアルバムはどこでも手に入るし、スペアも持っているので、そっちを聴くと思う。
 総じて、オーディオに関してド素人の私(この処理で音が変わる理屈も全然わからない)でも判別できる音の変化が見られる。アルバムごとに、効果の差があるのがむしろおもしろい。もっといろいろなCDを試してみたい気がする。1枚2000円でしたっけ? 今回お願いしたシンフォニー2枚については、十二分にその価値がありました! 次はロックを試してみたい。(Sさん)


シンバルやハイハットの音が研ぎ澄まされ澄み渡り、心地よく耳に刺さる感じ。またピアノの和音とベース音が同時に鳴った際など、もあっとした固まり音ではなく、個々の構成音が粒立つ印象を受けました。(たとえロスレスでも)iPodで聴くのはもの足りなくなりますね。(Tさん)


オアシスのアルバムはたぶん生まれて一番聞いているCDなので音の変化がよく分かりました。曲の始まりのドラムの音やかき鳴らすギターの「一個一個の音」がまるで見えるように聞こえました。日頃はiPodなので、平板で粒子が大きい感じ、EXC処理されると粒子が細かくなるような・・・。すみません、あくまで素人耳、たわごとと聞いて下さい。
ベートーベンの月光もピアノとバイオリンの弦が見えるような、くっきりハッキリした音になっていました。
SHM-CDは「いい音」という先入観を持って聞きましたが、こちらは自分のCD、いつも聞いているCDという前提だったので、変化の度合いにびっくり、大いに感動した次第です。価格が安くなれば薄給の自分にはより嬉しいです。(もう一人のTさん)


まず初めに、SHM-CDを処理したディスクを聴きました。おそらくはそれほど大きな違いは出ないだろうと予想していましたが、深みが増した印象で、ただでさえ高音質と感じたディスクがさらにもう一歩進んだような気がしました。
 次に聴いたディスク(リストのピアノ)では、思わず震えを覚えるほどの感動が味わえました。「えっ、ウソでしょ!!」というのが正直なところ。サンプル版での変化を実感していたので、当然、大きな期待をしていたわけですが、まさかこれほどまでに激変し、ドキドキさせられるとは思いもしませんでした。音の粒立ち、演奏の包囲感、そしてリアルさ・・・。思わず家族を前にして、叫んでしまったほどです。
 ボーカルも素晴らしいです。一音一音がはっきりとして、かといって、決して耳障りな響きにはならず、強さ&迫力の中にバランスのよさを感じました。 総じて満足、いや大満足です!!(Yさん)



2008年3月28日; 当社の販売代理店である福島県会津若松市の(有)前川電機商会 前川順弘(のぶひろ)様の感想です。
                       

写真は今回SQI社EXC-CD処理したCDです。お客様の分と自分の分も入っています。
今回は、初めてSA-CDも試みたのだが写真上の「ジャシンサ・A Song for You, Karen 」をかけて驚いた。
音がアナログ的になっている。
具体的にいうと、前はS/Nはかなり良い録音だが音像が拡散していた。どうも、リアルさ生々しさ実態感がいまいちだった。

EXC-CD処理済みのSA-CDは、アナログのような臨場感があるのだ。実際「あれっ!アナログで鳴らしていたっけ?」と思って確かめた位。
静寂の中から表れるジャシンサのボーカルには心底聴き入ってしまった。

いつも聴いている「平原綾香・オデッセイ」は通常のCDだが、こちらは、処理済み盤と未処理盤と2枚持っている。
EXC-CD処理済みの方は、S/Nの向上が素晴らしい。楽器の定位がはっきりし位置が手に取るようにわかる。
チェロの倍音も向上。倍音の波がこちらに押し寄せるかのような迫力。

H邸では、「大田裕美・雨だれ」で盛り上がってしまった。年が分かるって?!この頃の詩には情緒があるんだなぁ。
頭の中に情景が浮かぶような、しっとりとした詩の内容が多い。
音の良いCDでじっくり聴いていると神経が落ち着いて行くのがよーーーく実感するんです。

自宅システムでは、アナログに比べるとCDの音が聞き劣りしているのでなんとかしたい!と思っていた。
CDの音の向上をもくろんでいるのだが。
EXC-CD処理の効果は抜群である。お気に入りのCD・SA-CD数枚を次回に処理予定である。

よく、「アナログ中心でCDは聴かないんでしょう?」とか聞かれるのだがCDも、聞くんです。。。。
今月だって、CDを10枚以上買ってしまったし・・・・(LPも10枚以上買ってはいるのだが・・・・・・)

ただ、全部のCDをEXC-CD処理する訳にはいかないので、次のステップを思案中なのです。




   
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